Hero disc 古賀のUSリポートです。
INNOVA社から車でおよそ10分かからない場所にディスクゴルフコースがあります。
ディスクゴルフコースと言ってもPDGAコースマップにも載っていない“街の小さな公園にゴールが立ってる”
そんな公園「ラルフ・M.ルイス・パーク」を紹介します。
このコースは住宅街の中に連なってある公園の中にあります。
この公園は地域の住民がスポーツしたり休憩したりする憩いの場所になっています。
ちなみに公園の道の向こう側は大きなショッピングモールです。
端から端まで歩いたら20?30分かかるほど大きいです。
この公園に8つのバスケットが均等間隔で立っています。
公園の大きさは長さ100メートルくらいで、ちょうどサッカー場くらいの大きさでしょうか。
美しい芝生にイエローのバスケットが映えており、とても綺麗です。
公園全体は平らではなく両端がのぼりになっている、ゆるいすり鉢のような形をしています。
少し狭いですが、ディスクゴルフの練習をちょっとしたり、ディスクで遊んだりするには魅力的な場所です。
公園の周りには散歩道やバスケットのコートがあり、ランニングする人、犬の散歩をする人など、みんながそれぞれの時間を過ごしています。
もちろんディスクゴルフをする人もいます。
ただ、全力で練習するいわゆるゴルフプレーヤーはほとんど見かけません。
家族で一人1枚のディスクを持ってわき合い合いと遊ぶ…。といった感じです。
とてもよい雰囲気です。
そしてこのコースの特徴は、各ホールのティーの位置が決まっていないことです。
ティーは1ヶ所だけありますが、これは「ディスクゴルフとはこういうティーから投げるものですよ」という説明用に設置されたものだと考えられます。
ティーはなくゴールだけがあり《コースにとらわれずにディスクを持って遊ぶ》ように造られたこのコースは、住宅街の中という環境にとても適していると思います。
アメリカの公園にあるディスクゴルフコースでは、アスファルトのティーをよく見かけます。
これは緑を大切にするためだと思います。
この公園のコースをアメリカ人と回ったときも、彼らは芝生ではなく道路などをティーエリアに選び、直接芝生上からティーショットをしませんでした。
もちろん、ラ・ミラダのコースにも芝生の上にはティーは存在しません。
緑を大切にするために芝生の上でティーショットをしないこの行為は、アメリカ人プレーヤーの常識なんだと思います。
公園を使う人みんなが大切にしているから、いつも綺麗で素敵な公園です。
こんな素敵な公園がさり気なく街中にあります。
とても羨ましい環境ですね。
不定期ですが、またUSリポートをお届けします。お楽しみに。