私が、Herodisc-field業務やボランティア活動で障害を持った方々と
関る場合、こんなキーワードを頭に浮かべながら接することを心がけています。
ノーマライゼーション/normalization
<もともとの語意>
高齢者や障害者などを施設に隔離せず、健常者と一緒に助け合いながら
暮らしていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方。
また、それに基づく社会福祉政策。
「障害者を排除するのではなく、障害を持っていても健常者と均等に
当たり前に生活できるような社会こそがノーマルな社会である」
という社会理念。
<私がこのキーワードより意識すること>
楽しみや感動、達成感のポイントに健常者も障害を持った人も
大きな差は無い。
トレッキングを学生ボランティアさんと楽しむ息子
バリアフリー/barrier-free
<もともとの語意>
障害者や高齢者の生活に不便な障害を取り除こうという考え方。
道や床の段差をなくしたり、階段のかわりにゆるやかな坂道を作ったり、
電卓や電話のボタンなどに触ればわかる印をつけたりするのがその例。
<私がこのキーワードより意識すること>
ハード面のバリアフリーを解消することも大切だが、
まずはソフト面(ココロ)のバリアフリーを取り除くことが重要。
アダプテッドスポーツ/adapted?sport
<もともとの語意>
英語で障害者体育を意味するadapted(適応させた)
physical activityからの造語で、
体格、体力、年齢、性別、技術といった個性や特徴に合わせ、
道具やルールを工夫した「その人に合わせたスポーツ」。
たとえば、ゴルフのハンディ。
<私がこのキーワードより意識すること>
ソフト面(ココロ)のバリアフリーが無く、楽しみや感動、達成感を
得てもらうために、どのような工夫、アイディア、段取り、
関り方が必要なのかを意識する。