今日は、アインシュタイン元気キッズのお手伝いでした。
先月よりの活動テーマは、お相撲!
お相撲をとる中で、
・体のバランスを取る(四股)、押す (突っ張り)、(まわしを)引く、
などの経験と体験により、体の動かし方、力の引き出し方につなげる。
・ルールや順番などを覚え、生活スキルのアップにつなげる。
事が狙いです。
そして今月は、本物の力士さんに来て頂き
子どもたちと一緒にお相撲をとつてもらいました。
<大相撲大島部屋の 旭光関と旭日松関>
自閉症児や発達障害といわれる子どもたちに
体の動かし方、力の引き出し方を自覚してもらう方法の一つが
刺激と達成感です。
子どもたちは実際の力士さんを 間近に見、ふれあい、大いに刺激をうけました。
また、本物の力士さんとお相撲をとることにより、大いに達成感を得た事と思います。
力士さんは子どもたちとお相撲をとるさい、出来るだけ押すや引くなど
力を引き出し、最後は土俵を割ってくれました。感謝です。
アイン元気キッズメンバーのT君は、環境の変化が苦手です。
いつもと違う土俵のある部屋で、部屋全体の様子や、響く音などが気になり
四股や突っ張りの練習に、集中できませんでした。
が、力士さんとお相撲をとると、力強い押しと、突っ張りで力士さんを見事負かしました。
そして、満面笑みでお父さんのもとに駆け寄り、ハイタッチ!
さつきまで、集中できなかつたT君の姿はそこにはもうありません。
力士さんとお相撲をとるという刺激が彼の力を引き出し、
力を出し切った達成感がお父さんへのハイタッチにつながったのです。
このような経験の積み重ねをすることで、
子どもたちは、脳の指令と体の動かし方のマッチングを自覚していきます。
<みんなで記念撮影>