その昔、TV番組「天才たけし元気が出るテレビ」でボクシング予備校という
企画があり、そこから出身でWBC世界スーパーフライ級チャンピオンになった
飯田覚士(いいださとし)さんをご存知ですか。
30代前半の方は、中学・高校生の頃「天才たけし」が全盛で、ボクシングファンでない方も飯田さんだけは知っているとの方多いのではないでしょうか、今風に言えば、
「イケメン」で甘いマスクとともに当時の体型を今も維持されていました。
引退し飯田さんはボクシングジム「ボックスファイ」を運営されています。
「ボックスファイ」はいわゆるプロのボクサーを目指す養成ジムではなく
ボクシングのトレーニング要素を多く取り入れた、フィットネスジムです。
幼児から大人まで、男女の区別なく多くの方が健康増進、維持、趣味としての
ボクシングトレーニングをするため、同ジムに通われてているとの事です。
私が飯田さんに興味をもつたのは、昨年出版された
「脳を育てるからだ遊び」(飯田さん、兵頭ゆきさん 共著 ビジネス社刊)
を拝読してからです。
その中での「コーディネーショントレーニング」と
「ビジョントレーニング」を取り入れた飯田さん独自のキッズ向けプログラム
が自閉症児・者たちにも有効ではないかと感じ、お会いできるチャンスが
ないかと思っていたところ、東京都自閉症協会役員Oさんが飯田さんの
奥さんと知り合いとの情報を得て、ご無理を言いご紹介していただきました。
(欲すれば念ずる うちの社長が大好きな言葉です)
お話をお伺いして、驚いたことにジムのキッズクラスでは、発達障害と思われる
お子さんの体験入門や入門もあり、ジムも5年を経過し障害を持った方々や
ご高齢の方々へも自分が持っているプログラムを広げられないかと思っていた
ところへのコンタクトだったようです。
飯田さんとは、東京都自閉症協会おやじの会として、筑波大学の澤江先生交え、
意見・情報を交換しあい、子どもたちへの有効なプログラムを開発し広げましょう
との話となりました。
近々「ボックスファイ」のキッズ教室を見学しに行く予定です。
もう一つ驚いたことに、お土産+セールスのつもりで「ドッヂビー」を持参したとこ
ろ、商品を見たとたん飯田さんより「ドッヂビーだ、ジムでも遊具として取り入れて
いますよ。プログラムとプログラムの間の自由時間にビュンビュン飛び交ってますよ!」との事、紹介するつもりがすでにご存じで、なおかつ活用されていて嬉しいかぎりです。