この度、青年海外協力隊(JICA)にてバングラデシュへ赴任されている福嶋祐子様より、現地の子どもたちへのドッヂビー支援のご依頼をいただき、日本ドッヂビー協会様とヒーローの連名にてドッヂビーディスクを現地へ送らせていただきました。
福嶋様ご本人より現地の様子が非常に良くわかるレポートをいただきましたので、2回に渡って掲載させていただきます。
※掲載の許可をいただいております。
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日本ドッヂビー協会様
Hero様
お世話になっております。青年海外協力隊の福嶋祐子です。
この度は、ドッヂビーをバングラデシュに寄付して下さり、ありがとうございました。たった一つのドッヂビーから始まった子どもたちとの繋がりでしたが、今ではたくさんのドッヂビーと一緒に、いくつかの学校の子どもたちと、毎日楽しく遊んでいます。ドッヂビーで遊んでいる子どもたちの顔は真剣で、ドッヂビーの魅力を、日々感じています。
女の子も一緒に外で遊ぶ機会が少ないバングラデシュで、男女が一緒になって遊ぶ姿を見ることができて、とても貴重な機会だと感じます。これからも、いくつかの学校を回りながら、ドッヂビーを広めていきたいと考えています。
ドッヂビーで遊んだ後に、一人の男の子が私に「バングラデシュでも買えますか?」と聞いてきました。将来的には、バングラデシュでドッヂビーを作ることができたらいいなあと思いながら、これからの活動に思いを馳せる毎日です。
☆ドッヂビーで遊ぼう計画☆
5月10日(火)~5月17日(火) Ahsania Mission College
【ドッヂビーで遊ぼう週間】
配属先の全クラスでドッヂビーを教え、クラスの子どもたち全員とドッヂビーで遊んでもらう1週間を設けました。先生たちも協力的で、一緒に外までついてきて、子どもたちの姿を見守ってくれていました。
5月27日(金) バングラデシュ 【ドッヂビーがバングラデシュに到着】
バングラデシュにお住いの日本企業の方に、日本→香港→バングラデシュと、ドッヂビーを運んで頂きました。いろいろとご迷惑をおかけ致しました。皆様のご協力のおかげで、バングラデシュまで、無事にドッヂビーが届きました。ありがとうございました。
6月2日(木) Haji iusuf ali小学校
とっても狭い校庭でしたが、10人対10人で遊んでもらいました。女の子も男の子も一緒に遊ぶことができて、みんな楽しそうでした。サンダルを履いていた女の子は、裸足になって遊んでいました。
6月4日(土) Pallabi小学校
配属先の近くにある学校だったため、事前に準備をして当日に臨みました。訪問してみると、校長先生から「校庭を使って授業をするなんて無理です。他のクラスの子どもたちが授業に集中できなくなるのでやめてください」と言われてしまいました。打ち合わせはしていたつもりでしたが、そういうこともあるのだと改めて感じる機会となりました。その後、理科の授業を行うことになり、後日、ドッヂビーを教えに来てもいいという約束をしてくれました。
6月5日(日) Paikpara government staff quarter小学校
事前に訪問せずに、電話のやりとりだけで決めた訪問だったため、プレハブの校舎に驚きました。校庭はなく、学校の近くにある広場でドッヂビーを教えることになりました。まずはゴミ拾いから。笑
4年生の子どもたちを呼んでドッヂビーを行ったのですが、3年生も5年生も見学のためにぐるっと回りを囲む形で見学に来てくれました。
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現地での活動の様子が伝わってきますね!
文化や習慣の違いで突然のトラブルなどもあったようですが、そこはドッヂビーの力!
現地の子どもたちが本当に楽しそうに遊んでくれているので、私たちも嬉しくなりました!
次回は、現地の子どもたちからいただいたお手紙を紹介させていただきます!
お楽しみに!