時計の針に従って、オフィシャル・トーナメント・スターターのアンディ・グリーンが選手一人ひとりの出身地と名前を声高らかにコールする。選手達はそれを合図に、次々とティーオフをしそれぞれの挑戦をスタートさせる。実は、私とアンディとは1996年にコロラド州アスペンでの大会でラウンドを共にしたことがあり、2年前のUSDGC初参戦の際にはお互い驚き、再会を喜び合ったものだ。毎年ここで会うたびに、「元気だったか?」と声を掛けてくれる。彼は途中で昼食を挟みながら、第1組から最終組がスタートするまで、4日間全ての選手を送り出してくれた。
実広君を皮切りに、我々も競技開始。よく晴れた空、乾いた空気、風は無い。コンディションには恵まれた。大いに楽しみ、思い切ってプレーをしよう。4選手の健闘を祈りながら……。 |
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1番ホールのティーグランド。73mの投げ下ろしホールですが、スタートエリア独特の雰囲気を持っていて、上位陣もミスショットを誘われます。 |
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6番ホール。121mで左は池。バスケットは池の畔の砂地に立っています。 |
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7番ホール、88m。高さ約5mの竹柵で半径10mが囲まれています。ストレートで通せれば全く問題なし。右上から角度をつけたハイザースローをする選手が多かったようですが、左奥の池へ繋がる崖がプレッシャーとなります。 |
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柵の前で阻まれてしまった場合は、こんな状況から次のスローを強いられることになります。 |
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