ホテルへ戻る道すがらの信号待ちで、ふと助手席の白井さんを見ると、まるでシートに沈んでいくかのように眠り込んでいた。改めて白井さんの年齢を考えてみると無理もないと思った。世に言うその年齢には全くありえない体力の持ち主だ、ということは承知の上で。 |
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夜7時30分からはプレーヤーズパーティーだ。スタート時間はあって、ないようなもの。既に待ちきれない選手たちはビール片手にワイワイ楽しそうだ。毎回、特に何かプログラムがあるわけではなく、楽しく飲んで、食べて、しゃべる、これが基本。カントリーバンドのステージ演奏がBGMとなる。私はトミー・バサラというフィンランドの選手からジャパンオープンについての質問を受け話をしていた。
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その後チームの面々を探してみると、そこには日本語を勉強中という男性がひとり、彼らと一緒に話し込んでいる。日本人が話す片言の英語と、アメリカ人が話す片言の日本語。奇妙な会話だが成立するものである。彼がどこの誰であったのか、失礼ながら忘れてしまった。彼は翌日の最終日にチームジャパンの応援に?!かどうかはさておき、会場で観戦をしていた。 |
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白井さんは滞在中、ほぼ全ての外国人との会話を「日本語」でしていました。よく通じていたようです。 |
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これで、いよいよ明日の最終日を残すのみ。楽しいことはあっという間に終わってしまうものである。この3日間で得たものは大きいはずだ。残された時間は4人に均等に与えられているが、何を体に刻み込むのか、脳裏に焼き付けるのかは個々で自由だ。ならば、限りなく有意義な経験として留めてほしい。 |
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